キーワードで検索

 

佐野 友彦

この研究室では、座屈不安定性のように、薄くしなやかな材料のもつ対称性が破れる過程を研究しています。 さらに、その不安定性を「機能の発現」とみなす考えのもとで、新たな工業デザインやソフトロボットの機構の発見及び最適化に取り組んでいます。

ロボット・システム
 

塚田 孝祐

近赤外光を用いた光干渉断層計を構築し、卵巣組織に存在する直径20 µm程度の原始卵胞を非侵襲で可視化する技術を研究しています。機械学習を用いて断層画像から卵胞を高精度に検出する手法も併せて提案しています。思春期・若年成人がん患者の卵巣組織を凍結保存する次世代生殖医療への貢献が期待されています。

医療・ヘルスケア
 

小池 綾

金属3Dプリンタは、産業界への応用が急拡大しています。指向性エネルギー堆積法は金属3Dプリンタの一種であり、造形点にレーザ照射と粉末材料供給を同時に行う高効率な造形方式です。造形条件や材料組成の工夫により、高速コーティングやポーラス金属造形など、指向性エネルギー堆積法の斬新な応用方法を紹介します。

ものづくり
 

村田 真悟

村田研究室では深層学習を利用した認知ロボティクス・ロボット学習・計算論的精神医学の研究に取り組んでいます。当研究室が得意とする深層RNN(recurrent neural network)を用いた、ロボットの感覚運動情報や人の認知・行動データの予測・表現学習の例を紹介します。

AI
 

津田 裕之

共同出展者:理工学部電気情報工学科 教授 斎木 敏治
共同出展者:理工学部電気情報工学科 教授 フォンス, ポール

相変化材料は、複数の準安定な相があり、光照射や温度制御により可逆的に変化させることができます。電気的ないし光学的性質が相によって大きく異なるので、記憶素子やスイッチング素子などに利用されています。テラヘルツ帯機能素子、光スイッチなどへの応用を念頭に新規相変化材料に関する研究を行いました。

エレクトロニクス
 

前田 貴記

スマートフォン・アプリはaccessible & availableなツールであり、世界のすべての人々へ、分け隔てなく遍くデジタルへルス・デジタル医療を提供することができます。主体的な、セルフモニタリング(self-monitoring)・自覚(self-awareness)・自己調律(self-tuning)・自律(self-agency)・自省(self-reflection)のためのアプリを開発し、健康的な生活、福祉の増進への貢献を目指しております。

慶應発ベンチャー
 

西 宏章

地方自治体や農研機構と共同で進めているスマートタウン・農業を例にスマートコミュニティに関する研究成果および実証について紹介します。この取り組みでは地域情報を取り扱うスマートコミュニティインフラを用いることで情報の匿名化・共有・公開管理などの統括管理を行い、地域密着サービスを安全かつ柔軟に展開します。

社会基盤
 

林 宏樹

電子には電荷・スピン・軌道の自由度を有しています。電荷とスピンを積極的に利用したスピントロニクスはHDDやMRAMなどの磁気メモリに応用されています。電子が有するもう一つの自由度である軌道を利用した新たなエレクトロニクスに注目が集まっています。本研究では軌道自由度の流れである軌道流に関する研究を行っています。

基礎科学
 

小川 愛実

システムデザイン工学科 小川研究室では、建物利用者の健康で安全な生活を支援する「建築・人連成システム」を提案しています。ロボットやセンサを用いたセンシングにより建築内部環境と人のインタラクションをモデル化し、建築と人、両者にとって最適な空間設計の実現を目指しています。

医療・ヘルスケア
 

柿沼 康弘

ロボット技術やセンサ技術が発展するなか、多品種多変量のものづくりに対応するための高能率化技術や自動化技術が求められています。本ブースでは、化学作用を援用した超精密加工による高能率化技術や、手作業で行われている金型研磨の自動化技術を紹介します。

ものづくり
 

今井 倫太

生成AIを利用した会話の文脈レベルによる人同士のコミュニケーション支援や、人・ロボットコミュニケーションシステムを紹介します。

AI
 

岸本 泰士郎

急性期治療後の精神疾患患者を対象に、ウェブ会議システムを用いて定期的に面接を実施し、生活上の課題や困りごとを聞き取り、それに対応する様々な社会サービスの創出を行うためのデータ基盤を構築し、映像・音声データを通じて得られる情報や重症度評価のデータを用いて、回復促進および再発予兆の検出を行います。

医療・ヘルスケア
 

中澤 和夫

生活支援を目的とした車輪型移動ロボットのデモを行います。ロボットには距離画像センサなどの各種センサが搭載されていて、センサ情報を判断しながら遠隔操縦できます。これにより例えばある物を取りに行く場合、障害物を自動回避しながら操縦者の指令により目的地に到達することができます。

ロボット・システム
 

山中 直明

コアネットワークのエッジ上で、再構成可能なハードウェアを装備したルータが複数あることを想定し、フロー単位で異常を検出します。異常フローをセキュリティ機能にサービスチェーンし、分析を行います。分析結果を利用して、コアネットワーク全体で連携することで通信制御を行い、正常な通信を保護、異常通信の帯域を制限します。

情報・通信
 

清水 智子

走査型プローブ顕微鏡を用いると、物質をナノスケールで観察することができます。当研究室では触媒、ガス吸着剤、フィラーなど工業利用が期待されるナノ粒子や薄膜などの構造や性質を探求しています。ナノスケールで構造を明らかにしたい材料をお持ちの方、プローブ顕微鏡の動作原理を知りたい方、ぜひお立ち寄りください。

ナノ・マテリアル
 

山中 直明

近年フィジカル空間からの膨大な情報をサイバー空間に集積し、解析しフィードバックするサイバーフィジカルシステム(CPS)が提唱されています。本研究では動的に変化する道路状況を把握し、ロケーターを元にした特定の位置にいる車両グループを制御するネットワークコントロール型自動運転の可能性を紹介します。

情報・通信
 

山本 崇史

共同出展者:理工学部化学科 教授 栄長 泰明

電気化学を組み合わせた有機合成(モノづくり)のことを有機電解合成と呼びます。有機電解合成では、原料の溶液に電極を浸して電気を流すだけで反応が進⾏します。したがって、有機電解合成は、特別な試薬を必要としない、環境にやさしいモノづくりの⼿法として注⽬されています。

ナノ・マテリアル
 

佐藤 智典

ウイルスの感染拡大を防ぐための対策として、ウイルスセンシングシステムの開発を行いました。インフルエンザウイルスを認識するペプチドや糖鎖を獲得する手法を確立し、それらを提示したダイヤモンド電極や微粒子を作製することで高感度あるいは簡便なウイルスセンシングを達成しました。

ナノ・マテリアル
 

神原 陽一

超伝導体(SC)は、強磁場下の核磁気共鳴を用いたイメージング(MRI)、陽子線治療用の粒子加速器用電磁石、超伝導磁気浮上列車(SCMaglev)に用いられています。いずれの応用も超伝導線材の性能が重要であり、使用温度における自己磁場下、又は外部磁場下の臨界電流密度(Jc)の強さが、その性能を決定します。Jcの様々な測定方法について解説します。

基礎科学
 

藤本 ゆかり

自然免疫受容体を介して免疫機構の活性化等の調節を行う化合物を開発しており、自己免疫疾患の抑制の可能性やワクチンアジュバント等への展開を行っています。当日はその一端を紹介します。

医療・ヘルスケア